2005年10月20日
MGSDRVでファルコムのソーサリアン
HDDを整理していたら、昔MSXで作ったゲームミュージックが出てきたので、公開してみることにしました。
いきなり総て吐き出してしまうのは勿体ないので、うんちくや思い出話しを交えつつ、何回かに分けて小出しにやっていこうかと思っています。
Failcom SORCERIAN から数曲
※下記のmp3ファイルは OK氏が製作されたMSXplugを組み込んだWinampで作成しました。
Falcom - SORCERIAN オープニング
Falcom - SORCERIAN エンディング I
Falcom - SORCERIAN エンディングII
MGSファイル
パソコンがまだマイコンと呼ばれていた時代からあまり経っていない頃、パソコンが欲しくても金銭的な余裕がなかった私は、安価で手に入れることができるMSX2を購入。当初は、PC-88 や FM-7 等の高価なパソコンを買うまでの繋ぎのつもりでいたのですが、何故かそのままズルズルとMSXの世界にハマってしまい、PC/AT互換機を買うまでの数年間、MSX2+、MSXturboRと買い換えていき、ゲームだけに留まらず様々な事に使用していました。
その様々な事の一つに、MML(Music Macro Language)ベースのミュージックドライバを使用したゲームミュージックのコピーがあります。
MSXの音源部はPSG音源と2オペレータのFM音源(OPLL)がメインで、性能的にはお世辞にも優れている音源とは言えませんでしたが、有志によっていくつもの優秀なミュージックドライバが開発されていました。
その中に、MGSDRV という Ain氏によって開発されたミュージックドライバがあります。このドライバは PSGとOPLLの他に、当時のKonamiによって開発されたウェーブ音源(SCC)に対応。最大17音まで演奏可能で、表現が貧弱なOPLLにソフトエンベロープをかけたり、MMLにマクロ機能が使えたりと、かなり強力で多彩な機能を有しています。
そんな私がMGSDRVに一目惚れして、一番最初にコピーしたゲームミュージックがソーサリアンです。
作成にあたっては、とりあえず薄っぺらいOPLLの音を重ねて厚みを出そうと試行錯誤しながら作っていた記憶があります。というか、とにかく重ねまくっていたような…。なにしろ原曲はPSG3音 FM3音の合計6音です。PSGはそのままコピーすれば良いとして、MSXのFM音源は9音も使えるのに、原曲はたったの3音だけですからね。余った6音をディレイにまわしたり重ねて厚みを出したりと、それくらいしか使いみちが無いんですよ。自分の流儀は「性質の違う音源でどれだけ原曲そっくりにコピーできるか」なので、アレンジしてパートを追加するわけにもいかず(というかパートアレンジなんてできない)、余った音でいかに飾るかに苦心していた気がします。
それとちょっとした味つけですが、SCCを使用してFM音源に音のアタック感を加味したり、PSGに重ねて深みを出したりと、地味にSCCを活用してます。
出来としては、まぁこんな感じじゃないでしょうか…。でもエンディングIIが気に入らない。というかキンキン煩い(笑)
ソーサリアンは他にも良い曲が多いからもっと色々と作りたかったなぁ、、でも製作ペースが遅くて駄目なのよねぇ(泣)
ちなみに、「過去の遺産」的な書き方をしてしまいましたが、現在もMSXはユーザーに根強く支援されており、国内海外問わず活発な活動を続けています。
